コディアック島旅行記
2007年 秋 コディアック(by Tokyo Anglerさん)
今年は仕事の都合で9月の釣行になりました。この時期の釣りとなればシルバーサーモン。シルバーサーモンといえばコディアック島。ということで、今年は友人と二人でアリューシャン列島の付け根に位置するコディアック島に7泊9日ででかけてきました。成田からシアトルまで9時間、シアトルからアンカレジまで3時間半、アンカレジからコディアックまで1時間10分、乗換時間を入れると18時間から20時間の行程となります。
コディアックでは、川でシルバーサーモン釣り、海でハリバット・キングサーモン釣りを堪能してきました。離島にセスナで釣りに行った帰り道、空の上からザトウクジラが2頭泳いでいるのを見ることができました。アラスカはこの時期は雨期なので、連日雨が降っていましたが、釣りにはかえって好都合でした。
ただ、9月の上旬に日本の本州を直撃した台風が温帯低気圧になってアラスカにやってきたので、帰りの飛行機が飛ぶか心配しましたが、少し遅れただけで無事に帰国できました。
旅の詳細は、下記のHPをご覧下さい。
http://tokyo-angler.com/14index/14index.html今回のアラスカは11回目の訪問でしたが、毎回違う体験があって興味がつきません。来年はどこに行くか、これから検討を開始します。
アラスカ・コディアック島・デナリ山・マッキンリー山をセスナで(by 鉄人60さん)
マッキンリー山脈をセスナから撮影。
ものすごい迫力があるが狭い機内からの撮影は思うように身動きが取れない。でもそれなりの写真が出来ました
アラスカ・コディアック島サーモンメモ(by 鉄人60さん)
サーモンメモ
種 類 川に上って来る時期 年 数 大きさ
キングサーモン 5月末~7月末 8年 20k
チャムサーモン 6月中~8月中 4年 7~8k
シルバーサーモン 7月初~9月中 4年 7~9k
レッドサーモン 6月中~8月中 4年 6~7k
ピンクサーモン 6月中~8月中 4年 5k
川より海で取れる方が美味しい。卵が小さいほど身が旨い、メスよりオスの方が味は良い
ユーコン川のキングサーモンは全米でNO1の折り紙付きです。
フェアバンクスの舟津圭三氏宅で食べたキングサーモンの味は、生涯忘れる事が無いほどの味。脂の乗りといい、身の締りも今までに舌の上に乗せた事が無いほどの高貴なお味。
命のある間にもう一度じっくりと味わいたい。
アラスカ・コディアック島(by 鉄人60さん)
サーモンフイッシング
サケ釣りと言えば“川”と思うがどっこい、ここはアメリカ海釣リでっせ。
ホテルのツアーデスクで$314(二人分)の支払いを済ます。
“ライセンスはあるのか?”漁師じゃあるまいし、そんなもん持ってるわけが、おまへんやろ。“NO”それではライセンスを取りに行けとメモを渡される。やっと探し当てたフイッシング用品の店は猟銃やピストルまで売っている。土地の人は釣りに行くときでも熊用にピストルを持っていくらしい。ライセンス料一人$30、高いなぁ!この金は一体何処へいくのやろか?
出航は夕方の5時30分、乗員は8人。キャプテンと助手、フロリダとサンジェイゴからの釣人、島の釣り狂のおばあさん(83)と甥のカリフォルニアからの青年、そして日本代表は小鉄と私。ポイントは港から20分ぐらいの所、早速竿を出すが誰にも当りはなし。
針は3㎝の大きさに餌はデッカイ塩鮭の切り身。超大物釣の仕掛けはハリバットを狙っているらしい。2~3度ポイントを変えるが全く当りはなし。近くのボートでは釣果は上っている。仕掛けを鮭釣りに切り換えルアーで流し釣り。魚探のポイントは120ft~150ft(36m~45m)である。仕掛けは4kgの重りを付けたガイド糸にクリップを付け、そのクリップに挟んでポイントまで沈める。魚が食い付けばクリップから糸が外れ竿に当たりが来る。ボートはゆっくりと進む。二本の釣竿は順番である。海の上は寒い、小鉄は早々に船室に入っている。私の釣りスタイルはゴルフ用のレインコートに、スキー用の帽子、手袋は北海道の冬の撮影の時に買ったカメラ用の物である。3時間を過ぎた頃フロリダの釣人に10kgと6kgのシルバーサーモンが2本。カリフォルニアの青年は小振りのシルバーをゲット、後の4人は坊主。残り時間は後30分、ヒットの数は計6回で3回は魚の勝ち、網の手前で海中へ……。キャップテンの“あと10分”の声を合図に私の竿にやっとヒット。
竿を立てるとビッビッと強烈な引き、何しろ鮭釣りは初めての経験。とにかく引きは強い。
どんな大物が掛かったかと気はあせるが力は魚に負けている。“早く巻け”の声は聞こえるが腕の力はもう限界まで来ている、“もうあかん、変わってくれ!”と喉まで出掛った声を抑えて最後の力を振り絞る。やっと魚の姿が見えてきた、“もう一息だ”デッカイ網へあと一メートル。もう腕は動かない。小鉄はカメラを構えて待っている。歯を食い縛り、糸を手繰り寄せるが……。見るに見かねて魚の方から網の中へ飛び込んでくれた。銀色に輝くシルバーサーモン(9kg)。吐く息は白く、みぞれ交じりの雨が祝福してくれる。ハァハァと肩で息をする私に皆が一緒になって喜んでくれた。日本から来た旅人に何とか一匹釣らしてやろうと時間まで延長してくれた船長の「デビット(43)」は海に生きる精悍な男。
“サンキュウ”。海の恵みに感謝の気持ちと共に、腕力の無さに改めて筋トレの必要を感じた。ロマンチックな霧の中を港へと急ぐ。太陽はまだ沈まない。納竿は9時30分。
地球の島めぐり・40島目・アラスカ・コディアック島(by 鉄人60さん)
コディアック島
アクセス アンカレッジーコディアック 1時間
面 積 8,542K㎡
人 口 15000人
通 貨 米ドル
プロローグ
私と同世代の人には懐かしい名前のアリューシャン列島の近く、アラスカ湾に浮かぶハワイ島に次ぐ大きな島である。
港には大型漁船がひしめき合い水産業が盛んであるのが良く解る
全米の三大漁港のひとつに数えられ、タラバガニやサーモン、ハリバット(オヒョウ)が水揚げされる。
食いしん坊の私は毎日キングサーモンやタラバ蟹が食べられると思うと、今から腹の虫が騒ぎ出す。
水産加工場らしき建物が港の周辺には軒を連ね、船の横腹を繰り抜いて工場になっているのにはビックリする。早速、スーパーへ市場見学に出かけるが“とれとれ、ピチピチ”の魚を売っている店はどこにもおまへん。全てが加工食品として出荷されるのは残念だ。
自分で食べる魚は自分で捕って食べるのがこの島の生き方。旅のパンフには一メートル以上のキングサーモンや人間よりもデッカイオヒョウが目に飛び込んでくる。
早速ツアーデスクに予約を入れた。街を歩くと店の中は薄暗く営業中かどうかも、「OPEN」の看板が無ければ見分けが付かない。行き交う人々も水夫らしき人が多く、ヒゲ顔の人相は決して良いとは言えない。第一印象は選ぶ島を間違ったのかと思ったほどだ。
しかしベアーウォチィングにサーモンの海釣り、この先何があるのかどんな出会いがあるのか楽しみだ。ロシアの面影を残す島の博物館、歴史も面白そうだ……。
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